公共選択論入門


●James M. Buchanan(2003), “Politics Without Romance(pdf)”(Policy, vol.19(3), pp.13-18)


過去の個人的な研究を回顧することが同時に経済学の一分野*1(=公共選択論)の歴史を語ることにもなる。「知の巨人」とはこういう人のことを言う*2

*1:ブキャナン自身は「Public Choice=経済学の一分野」というよりは「Public Choice=リサーチプログラム」と捉えてほしい、と述べているけれども

*2:ちなみにコーエン(Tyler Cowen)は、ブキャナンのことを「最後のロマンチックな経済学者(one of the last romantic economists)」と形容している。