2007-01-01から1年間の記事一覧
1997年――世界を変えた金融危機 (朝日新書 74)作者: 竹森俊平出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/10/12メディア: 新書購入: 11人 クリック: 177回この商品を含むブログ (85件) を見る 何周か遅れでやっとこさ竹森俊平著『1997年―世界を変えた金融危機』…
●Gregory Mankiw, “How to Avoid Recession? Let the Fed Work”(New York Times, December 23, 2007)現下のところ景気対策としては金融政策一本で十分。財政出動の必要はございません。金利の引き下げ余地もまだあることですしね。・・・・・とのマンキュ…
●Charles Goodhart、“The money man who rewrote the rules”(Guardian, November 16, 2006)1年以上前の記事ですけど。Barroの論文(=“Milton Friedman: Perspectives, Particularly on Monetary Policy(pdf)”)と併せて読んだらいいと思ふ(こちらなん…
Irregular Economistというブログタイトルを掲げさせてもらってます。 日記の話題に統一性を求めてはいけません。
●Fama, E. F. and Jensen, M. C. (1983), “Separation of Ownership and Control”(Journal of Law and Economics, vol. 26(2), pp. 301-325) バーリ=ミーンズの「所有と経営の分離」に基づく経営者支配論に対する批判。 所有と経営が分離した(株式会社形…
●Olivier Blanchard(2006), “Neoclassical Synthesis(pdf)”(The New Palgrave Dictionary of Economics, 2nd edition)気が向いたら後ほど内容の要約をするかもしれぬ。例のマンキュー論文*1、ならびに●Olivier Blanchard(2000), “What Do We Know about Macr…
Jacob Viner(1937)『Studies in the Theory of International Trade』(New York: Harper and Brothers Publishers)一足遅かった。つい先日図書館で借りて必要箇所(第3章〜第5章)をコピーしたばかり。 悔しい気持ちでいっぱいですけども、それにしてもこ…
久しぶりのヒックスネタ。『資本と成長 Ⅰ』(邦訳、pp.16)より引用。Demsetzによるnirvana approachへの批判*1あるいはCoaseによるblackboard economics批判*2との類似性を見よ。 経済学者がみずからの「厚生」ルールを設定し、そして(もしできるなら)現…
A. C. ピグウ著/塩野谷九十九訳『所得 ―経済学入門―』(東洋経済新報社、増補版、1959年)の pp.129〜131より引用。 私は少し前に、やがて明らかとなる理由から高い平均的失業に対する救済策を論ずる前に雇用の変動に対する救済策について論じようと述べた。…
リチャード・H.セイラー著/篠原勝訳『市場と感情の経済学』がタイトルを変更して復刊された模様(韓リフ先生経由)。 セイラー教授の行動経済学入門作者: リチャード・セイラー,篠原勝出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/10/27メディア: 単行本購…
〇Frederic S. Mishkin, “Financial Instability and the Federal Reserve as a Liquidity Provider”(At the Museum of American Finance Commemoration of the Panic of 1907, New York, October 26, 2007)〇Frederic S. Mishkin, “Headline versus Core …
Israel M. Kirzner 『Economic Point of View: An Essay in the History of Economic Thought(pdf)』危ない危ない。もう少しで買うところだった。 無料でダウンロードできます。 ちょうど読みたかったところなんだよな〜。実にいいタイミング。 カーズナー…
Christian Broda and David E. Weinstein、“How bad is deflation in Japan?”kmori58さんのブログ経由。あとで読む。
Dani Rodrik(2005),“The Social Cost of Foreign Exchange Reserves(pdf)”(International Economic Journal(vol.20(3), pp.253-266, September 2006)に掲載)ひょんなことから目を通すことになった論文(読んでくれと頼まれたんです。お駄賃はジュース一…
ここ数ヶ月の間にアンテナに追加した経済学系ブ口グ(海外版)のご紹介。例によってリンク貼るだけですけど。 The Conscience of a Liberal(by Paul Krugman) http://krugman.blogs.nytimes.com/クルーグマンのblog。最近ブログの題名と同名の新著を出版し…
●William Poole,“Inflation, Recession and Fed Policy”(Midwest Economic Education Conference, April 11, 2002) By maintaining continuously low and stable inflation the Fed puts itself in a strong position to counter many sorts of disturbanc…
山形浩生氏(“先生”と呼びたいところだけども)がクルーグマンによる『一般理論』のイントロダクションを全訳してくださいました。関連エントリーに注釈つける(エッセンスの4番目に。ケインズは生粋の金融政策無効論者ではなかったということ(をクルーグマ…
クルーグマンの『一般理論』イントロ<完全版>を読んで興味を引かれた箇所があったので引用しておきます。 So the crucial innovation in The General Theory isn’t, as a modern macroeconomist tends to think, the idea that nominal wages are sticky. …
Brad DeLong's Semi-Daily Journal; Krugman's Intro to Keynes's General Theory http://delong.typepad.com/sdj/2006/03/krugmans_intro_.html クルーグマンが考えるケインズ『一般理論』のエッセンス。 1.Economies can and often do suffer from an ove…
はてなに引越してきました。 どうぞよろしく。
しばらく休業(日々一考) http://d.hatena.ne.jp/econ-econome/20070129いやはや、春先までしばらく寂しい日々が続きそうです。奇遇にも(?)私もここ最近急激に忙しくなってまいりまして、ブログをお休みさせていただこうかと考えていたところでした。ま…
1月29日はフリードマンの日(Econbrowser経由)。Milton Friedman Day http://www.miltonfriedmanday.org/ 単なる報告でございます。深い意味はございません。ただ何となく祭りの気配が漂ってくるわけです。何かを始める(再開する?)またとない機会のよう…
前ブログからのエントリーの移行作業がまだ終わってませんでした。このエントリー以外にも幾つか移行待ちの記事がありますけども、・・・気が向いたらアップしたいと思いまふ。なお誠に勝手ながらFellow Travelerさんから頂戴しました本エントリーへのコメン…