心と体

「『あの世』の経済学」

●Scott Gordon, “The Economics of the Afterlife”(Journal of Political Economy, Vol.88, No.1, February 1980, pp.213-214;こちらで全文閲覧可能) ここのところ、経済学の分析ツールを(通常では経済学の守備範囲だとは思われていない)新たな分野にま…

choice blindness

●Lars Hall and Petter Johansson, “Choice blindness: You don't know what you want”(NewScientist, April 18, 2009) We have been trying to answer this question using techniques from magic performances. Rather than playing tricks with alterna…

合理化する存在

大多数の人びとは、自分自身の行為や信念や感情を正当化するよう動機づけられている。人は何かすると、できるだけ、それが論理的でもっともなことだと自分自身に(そして他者に)納得させようとするだろう。(pp.167〜168) 認知的不協和理論は、人間を合理…

悲観論が人気を集める理由

●Denis Dutton, “Our Insatiable Appetite for Gloomy News”(New Zealand Herald, August 20, 2003) We love bad news. Don’t blame it on editors: our addiction to gloom, doom, and misfortune is as persistent a fact of the human psyche as our lo…

モジュール脳、自己欺瞞、進化心理学

●Robert Kurzban and C. Athena Aktipis(2007), “Modularity and the Social Mind: Are Psychologists Too Self-ish?(pdf)”(Personality and Social Psychology Review, vol.11(2), pp.131-149) ●C. Athena Aktipis(2000), “An evolutionary perspec…

銀メダリストと銅メダリスト、どっちが嬉しそう?

今旬なオリンピックの話題関連で。 銀メダリストと銅メダリスト、どっちがメダルとって満足げ(あるいは悔しげ)だろうか? 普通に考えれば、銀メダリストの方が成績が上なんだから銀メダリストの方が結果に満足しているに決まってる、・・・はずだけど。 ●D…

名無しさんへのエール

狂人を会話から閉め出すのは、それなりの利点があるためである。「われはナポレオンなり」とか、同様に「ジョセフィーヌなり」とか言い張る人と議論しても、なんの役にもたたない。また、「最高裁判所は、強固な信念をもち、巧みに偽装した共産主義者たちで…

自分探し

E田先生のブログで紹介されていた成分解析ソフト(http://www.tekipaki.jp/~clock/software/index.html)を使ってちょっとした自分探しの旅に出かけてまいりました。以下、診断結果。hicksianの成分解析結果 : hicksianの54%は着色料で出来ています。hicksia…

2055年6月24日木曜日

が私の命日だそうです。君が死ぬまであと何秒 byスミルノフ教授公式ウェッブサイト http://prof.suemeweb.com/log/eid575.htmlあと1,557,750,360秒1,550,568,920秒の命。50年(49年と4ヶ月)か・・・。50年も? 50年しか? やっぱ、しかだろうな〜。目の前の…

Fifteen Rules of Health

あとアービング・フィッシャーの「リフレッシュ健康術」コーナー。知ってる人は少ないだろうけれどもフィッシャーは健康術の大家でもあったんですのよ(万国リフレ博物館をつくりませんか?(Economics Lovers Liveより))なんとはなしに血眼になってフィッ…