ポーゼン

「ポーゼン、日本経済の行方について語る」を語る

恒例の(?)あの友人とランチ。今年も相変わらず元気な様子で・・・今年も色んな意味で長い一年になりそうだ。 「中央銀行の独立性」については去年一緒にランチした際に話したけれど、直近のhimaginaryさんのブログでも独立性の話題が取り上げられているよ…

assorted link;ポーゼン、デフレーション

海外のブログを眺めていると「assorted link」と題したエントリーをよく目にする。「assorted link」=ブログ主の興味を引いた論文や記事・ブログエントリー等のリンクだけを貼った「ミニリンク集」のことだけれど、何かと便利そうなので*1真似してみること…

「量的緩和は有効です−やり方次第では」

●Adam Posen, “The Use and Limits of Monetary Policy”(at the China-US Economists Symposium, China Finance 40 Forum, May 8, 2012)「アダム・ポーゼンが「量的緩和は無効だ」と認めた」との噂を耳にしたのだけれど、↑の論説によると・・・あれ?(本…

ポーゼンへのインタビュー:「金利が低いのは嫌だ、と感じるかもしれませんが、私の母親のように退職後に貯蓄を投資に回して生計を立てている人々にとって、もし金利が現在のように低い水準にまで引き下げられていなかったとしたら状況はずっとずっと悪いものとなっていたことでしょう。」

●“Posen: Millions of Europeans face long slog”(CNNMoney, interviewd by Kim Clark, May 9, 2012) 個人的に興味をひかれた箇所を抜粋して訳してみました。 質問:アメリカにおいてもそうですが、イギリスやヨーロッパにおいても、財政赤字の問題をめぐ…

「セントラルバンカーに告ぐ。いつまでもぐずぐずするな。行動せよ。」

コーエンの講演の訳の途中ですが、一回休憩を挟む感じでポーゼンの論説を訳してみたり。●Adam Posen, “Central Bankers: Stop Dithering. Do Something”(New York Times, November 20, 2011) アメリカ経済も世界経済もともによく知られた障害に直面しつつ…

デフレーションと日本銀行

●Adam S. Posen(2002), ”Deflation and the Bank of Japan”(Japan Times, September 23, 2002)最近本ブログでも度々言及しているポーゼンですが、ポーゼンの面白い論説を見つけたので訳してみました。2002年にジャパンタイムズに寄せられた論説です。200…

ポーゼン、インフレ目標の将来について語る

以前本ブログでも取り上げたポーゼンの議会証言のことをレギュラー先生に話したら、「そう言えば、ポーゼンがインフレ目標についてインタビューに答えているのを見かけたことがあるワンね。」とのお言葉。その後「かなり前に読んだので細部までは記憶してな…

アダム・ポーゼンの翻意?

●金融市場異論百出, “デフレ対策は手ぬるいと日銀攻撃 かつての批判急先鋒の“懺悔””(ダイヤモンド・オンライン, 第91回, 2009年08月06日) 某氏のmixi日記経由で知る(本エントリーのタイトルも同氏から拝借)。 悲しいかな、私は会員登録してないので続き…